ヴァイオリンが弾けるようになるには、○○する!②
おおくぼヴァイオリン教室(調布市若葉町、仙川)のゆうか先生です!
本日は前回の続きです!
そもそも、なぜ私自身が真似することの大切さを感じていたのかと思いだしてみると、
高校の音楽の先生がよく「真似ることの大切さ」と説いていたからです。
私が入っていたオーケストラ部の顧問もされていた先生は、
よく練習の際に「上手な人の真似をしてどんどん成長していくんだぞ!」と部員に伝えていました。
所属していたオーケストラ部は、弦楽器の部員はほとんどが
高校から楽器を始める初心者の子ばかりでした(経験者は私を含めて2割ほど)。
初心者の同級生は、上級生や経験者の子に教えてもらいながら、
弾ける人をよく真似ていくことでどんどん弾けるようになっていき、
すぐに経験者を含めた合奏の中に参加していきました。
大学生になっても真似ることの大切さを感じていました。
大学生になると、図書館にある20世紀の巨匠と言われるヴァイオリニストたちの映像を何度も見て、
フォームや音のイメージを掴み、すぐさま練習室に戻り真似をしていました。
また、YouTubeでは現在活躍しているプロの演奏家が色々な動画をあげているので、
学校までの移動中や寝る前など隙間時間に何度も見て、
フォームや音色、フレーズの研究していました。
そもそも、「学ぶ(まなぶ)」の語源を調べると、
「まねぶ(学ぶ)」であり、「真似ぶ(まねぶ)」も同じ語源があると言われているようです。
日本の伝統芸能である能を大成させたと言われている観阿弥も、
著書『風姿花伝』で真似ることの大切さを語っています。
「物学」の脚注には、「物真似の語源、すなわち〈ものまねび〉である」
と書かれています(『現代語訳 風姿花伝』著:水野聡)。
室町時代から「真似る」=「学ぶ」ことの大切さを観阿弥によって語られていたのです。
Aくんの成長を見て、改めてこのことの大切さを実感しました。
私もこれからの人生で新しいことにチャレンジする際は意識していこうと思いましたし、
教育者そして演奏家としても子どもたちに、真似る大切さをレッスンで伝えていこう思います♪
当ヴァイオリン教室では、体験レッスンを行っておりますので、ご興味のある方はご連絡ください♪
最後までご覧いただきありがとうございました♪