歌うように弾こう🎶
みなさん、こんばんは☺️
ゆうかせんせいです♪
本日は、小4 Tくんのレッスンでした。
Tくんは、中学受験に向けて塾に通い始め、勉強もヴァイオリンも頑張っています。
さて、そんなTくんと今日話したのは「フレーズ」について。
フレーズとは、メロディのまとまりのこと。
要するに、文章と同じです。
句点や句読点でどこまでがひとつの文章か分かりますよね。
音楽にもどこまでがひとつのメロディなのか、どこで区切っているのかがあります。
Tくんにまず
「僕の名前は、Tです。」
と人に話すように言ってもらいました。
それから、私が、言葉の始めを強く言ったり、ブツブツ言葉を切って言ったりしました。
Tくんは、私の言い方に大笑い。
「変な言い方ー!」
「幼稚園児みたいだよ〜」
さて、Tくんがいま練習しているのは、ペツォールトのメヌエットです。
ヴァイオリンで弾いてみるとどうでしょうか。
最初の四分音符がべーっと強く聞こえます。
「Tくんの演奏は、こんな感じだったよ」とTくんの真似をして弾くと
「あれ、さっきの幼稚園児みたいになっちゃった!😅」
「最初の音を次に繋げるように、丁寧に弾いてごらん」
そう、伝えると真剣な表情で、美しくメロディを繋げようとしていました。
先ほどの演奏とは打って変わって、上品な大人な演奏になりました✨
「ヴァイオリンの弓は、歌でいうとブレス(息)と同じだよ。
息のスピードや量で音が変化するよ。」
「じゃあ、ヴァイオリンが喉で、弓が息だから…擦って音が出る感じ?」
歌うのが好きなTくんは、納得した表情で帰っていきました。
歌うようにヴァイオリンを奏でられると、より演奏することが楽しくなると思います。
Tくんにも、もっともっと音を奏でることを楽しんでもらいたいと思いました😊
最後までご覧いただきありがとうございました♪