イメージは、跳び箱🪽
みなさん、こんばんは🌙
大久保優香です🎻
今日は、小6 Sくんのレッスンでした✨
中学受験の勉強をしながら、ヴァイオリンも頑張っています🎻
あまり自分の意見や感情を顔に出さない、クールなSくん。
なので、こちらの言葉が伝わっているか、毎回よく確認しています(イマイチわからないときもあります笑)
ただ今、ベートーヴェンのメヌエットを練習中。
今日は音の向かい方、方向性について伝えました😉
音には方向性があります。
例えば、この音に向かいたい、とか
ここで終わるように、など。
音楽は言葉、文章と同じです🎶
文章には、句読点がありますね。
音楽にも、『フレーズ』というように、流れがあります。
それが方向性です。
Sくんに「このフォルテの音に向かって、エネルギーを持っていってね」
と伝えました。
Sくんが弾くと、
フォルテと書いてある、その音だけを強調させました。
もちろん、楽譜上だと正しい気もしますが、その前のフォルテに向かう音に勢いが欲しいです。
それをどう言えば伝わるのか…
私は考えました。
そして、このように伝えました。
「跳び箱をイメージしてね。
1段の跳び箱だったら、ぴょんて軽く超えられるよね。
でも、7段だと勢いつけないと難しい。
この音は、跳び箱を飛ぶための、踏切板(ロイター板)だと思ってね。
フォルテの音を出すために、助走が必要だよ。」
すると、Sくん
フォルテの音に向かって、前の音を勢いつけて弾くようになりました。
レッスンの終わりに、
「今日練習したこの段で、先生が言ったこと覚えてる?」と聞くと
「跳び箱…」とつぶやいたSくん。
「お!伝わってる…!」
内心、嬉しくて跳ね上がりました😆
子どもには、イメージしやすい、自分が体験したことのあることを例えて伝えると、理解しやすいですね💡
子ども一人ひとりに合わせて、こちらの考えを噛み砕いて、どうやって伝えようか…
これが指導のおもしろいところだなぁと感じます😁
伝えるにもイメージすることが大事ですね👌
こちらも勉強になった出来事でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました♪